2016年3月5日土曜日

デザインとサイエンスが織り成すダイナミクス / Dynamics in mixing design & science

ELEGANT CELL展を見てきました。



山中俊治先生はデザインの骨格で初めて知ったのだけれど、suica改札機のプロダクトデザインなどで有名なデザイナー。端正な文章でデザインの本質を語る姿勢にいたく感銘を受けて、今でも時々読み返してる。
片や竹内昌治先生は微細流路系加工やマテリアルサイエンスの世界で超有名な研究者の1人。
この2人がコラボして生み出す世界が面白くないはずがない。
たまたま駒場に仕事で行ったので、ちょっと覗いてみることにした。


工学でも生物学でもない、不思議空間。




コラーゲンの足場で作ったヒトガタに、細胞を貼り付ける。細胞が成長するにつれ、ヒトガタはそれぞれ違った形に捻じ曲げられて個性を獲得する。


山中先生デザインのCO2インキュベーター。超クール!



基礎科学、応用の範疇とまた別極、表現としての面白さをシンプルに楽しめた。
デザインによるサイエンスの拡張、サイエンスによるデザインの拡張。展示物が見せているのはまさにそのダイナミックな現場かな。



ポストカードもらってきた^ ^

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