2012年9月1日土曜日

1細胞全ゲノムシーケンスの話

イッター見てたらこんなニュース。


福島で「全ゲノム解析」 被曝調査で環境相表明

(MSN産経ニュース)

いやねえ、なかなか難しいと思いますよ。てのが最初の感想。実験デザインによるとは思いますが、少なくとも

●集団内、集団間のbasalの変異率の基礎データ
福島県にピンポイントであるんですかね?)
●1細胞ゲノムシーケンス技術(今の技術じゃ無理じゃないですかね?)

を踏まえた上で、じゃあ

●1人何細胞測定するの?
●集団あたり何人測定するの?
●何集団ぐらい測定するの?

を考えると、すっげー適当に概算して、
10000細胞/人x1000人/集団x3~4集団x100万円/1サンプルあたりのシーケンスコスト
=30〜40兆円
くらいがかなり少なめに見積もった僕のフェルミ推定
ちなみに予算は61億だそうです。。

まあそれはそれとして、1細胞ゲノムシーケンスってできるんですか?ってのを少し調べたら、single-cell whole genome exomeの論文が今年になって出ているようで、

てことは近い将来技術的には可能ってことになりますね(ていうかすでにやってるでしょうね)。

ランダムにゲノムを増幅してシーケンスタグを作れば、まあできそうなイメージですが、
実際にWhole-Genome Amplificationという方法があるそうで。これは勉強不足でした。

てことは、こういう方法を導入して、大規模かつ低コストで運用できるような技術と体制を作って、科学的に検証可能なデータが得られる実験デザインが組めるのであれば、やる意義は大きいですね。

前向きなご意見の方もいらっしゃいます。

全血からゲノム取ってきて、バルクで全ゲノムシーケンスして、みたいなデザインで進めないようにして欲しいところです。


2012年8月15日水曜日

時間節約の2大神器、時間をうまく使うマインド

が家で活躍している、2つの神。

1)ルンバ
半信半疑で購入した、ご存知お掃除ロボット。
細かいホコリまで綺麗に掃除してくれる。
掃除が終わった部屋に入ると明らかに綺麗になってる。
毎日こまめに動かして、部屋を「汚くしない」ように一定に保つのが大事。
お陰で嫁さんは毎日数十分の掃除時間(子供の様子を見ながら)が必要なくなった。

最近は野良ルンバまで出現してるとか。

床にものが散らかっていると使いにくいので、
「ルンバを買ったら使わなくても部屋が綺麗になったぜ」的な事を言う人達も。。

2)自動食器洗浄機
これまた半信半疑で購入した。どーせ洗い残しとか多いんでしょ?と思いきや。
手で洗うより全然きれいにしてくれる。
お陰で私は朝の出勤前、毎日数十分を節約できるように。

この2つの機械は、ここしばらくで買って大正解と思えるいい買い物だったよ。
あとは自動洗濯物干し機があると完璧なのですが。

  ∞ ∞ ∞

最近思うのは、1分2分をこまめに活用するマインドがあると、全体の時間の使い方もうまくなるなあ、ということ。
しんどいので続かないんですけどね^ ^;
まあ何とか仕事中だけでも。。